「私は『無印』でした」元横綱・大乃国、新弟子時代の意外エピソードを披露「幕下なんか夢のまた夢だと」
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 元横綱・大乃国の芝田山親方が、相撲経験なしで角界入りした過去を振り返りながら「私は“無印”でした」と語る一幕があった。

【動画】入門当時の思い出を語る芝田山親方

 5月10日に行われた大相撲夏場所・二日目で、ABEMAの中継に解説として出演していた芝田山親方。アマチュア時代に全国大会のタイトルを逃して角界入りした前頭二枚目・明生(立浪)の初土俵時の映像が流れると、「まあ別にそこで大きな成績を上げる必要はないですよ。我々が入った時も全国大会何位とかいっぱいいましたけど、私なんかは『無印』ですから」と自らもタイトルなしで角界入りしたことを振り返った。

 同じくABEMAの中継に実況として出演していた髙橋大輔アナウンサーから「しかし横綱まで務められました」と指摘されると、芝田山親方は「そういう人でもそこまで行けるんだというところに魅力と面白さがあるんですよね」と一言。さらに中学時代に柔道をやっていたことに触れつつ「私も足腰と力には自信があったんですけど、相撲と柔道は全く違って、基本ができていませんでしたからね。来る日も来る日も勝てなくて、なんでこんなに勝てないのかなと思った」と回想。「出世するなんて夢にも思っていませんでした。序二段の次に三段目に上がれるのかなと。幕下なんか夢のまた夢だと思っていました」と当時の思いを打ち明けた。

 第62代横綱へと上り詰めた芝田山親方の意外なエピソードに、視聴者からは「無印w」「貴重なお話」「可愛いw」「無印良品やな」「横綱レベルでも三段目に怖気つくのか」といったコメントが相次いで寄せられた。

(ABEMA/大相撲チャンネルより)

芝田山親方が若かりし頃を語る
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右肘を押さえる炎鵬
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高安の熊のような一撃
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