将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が5月12日に行われ、斎藤慎太郎八段(28)が三枚堂達也七段(27)に86手で勝利した。斎藤八段はベスト8に進出。次戦は、名人戦七番勝負でも戦っている渡辺明名人(棋王、王将、37)とベスト4入りをかけて対戦する。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 斎藤慎太郎八段 対 三枚堂達也七段
順位戦A級初挑戦で名人挑戦権を獲得するなど活躍が光る斎藤八段は、昨年度末から10連勝と絶好調の三枚堂七段と、相掛かりで対決。40手目を過ぎたあたりから徐々にペースを掴み始めると、その後は厳しい攻めに終始。終盤に入ってもリードを拡大し続け、危なげなく勝利を収めた。
現タイトルホルダーは豊島将之叡王(竜王、31)で、本戦トーナメントには渡辺明名人(棋王、王将、37)、藤井聡太王位・棋聖(18)、永瀬拓矢王座(28)といったタイトルホルダーが勢揃いしている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)