大相撲夏場所>◇五日目◇13日◇東京・両国国技館

 十両筆頭・炎鵬(宮城野)が前頭十七枚目・天空海(立浪)を突き落としで下して今場所初白星をあげた。五日目にして初日を出した炎鵬だったが、取組直後、右足を気にするような仕草を見せ苦悶の表情を浮かべると、勝ち名乗りの蹲踞(そんきょ)でバランスを崩すなどままならず、そんな炎鵬の様子を元関脇・栃煌山の清見潟親方が「ちょっと心配ですね」と気遣った。

【画像】蹲踞でバランスを崩す炎鵬

 立ち合い右を張りながら正面から当たっていった炎鵬。すぐにもろ差しになったものの、天空海に首を抱えられると素早く回り込んで一旦離れる体勢に。その後、土俵上を動いて相手を翻弄した炎鵬は、右上手を取られたところを回避して突き落としを決めた。炎鵬は今場所の初白星、敗れた天空海は4敗目を喫した。

 炎鵬は今場所、二日目の取組で右腕を負傷している。五日目の取組でも足を痛めてしまったようで、勝ち名乗りの際に腰を落として辛そうな表情を浮かべていた。ABEMAで解説を務めた元関脇・栃煌山の清見潟親方は「ちょっと心配ですね」と語ったあと、取組内容について「炎鵬の形でしたけど、右肘が痛いぶん、左がなかなか使い切れませんね」と指摘した。

 満身創痍となった炎鵬の姿に、視聴者からは「大丈夫かな」「また怪我!?」「悪化しませんように」「無理はしないでほしい」と心配する声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)

【画像】蹲踞でバランスを崩す炎鵬 【ABEMA TIMES】
【画像】蹲踞でバランスを崩す炎鵬 【ABEMA TIMES】
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「マズいですね…」元若乃花、照強がまいた塩の行方に苦笑 【ABEMA TIMES】
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【画像】照強のまいた塩が… 【ABEMA TIMES】
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