<大相撲夏場所>◇五日目◇13日◇東京・両国国技館
 十両筆頭・炎鵬(宮城野)が前頭十七枚目・天空海(立浪)を突き落としで下して今場所初白星をあげた。五日目にして初日を出した炎鵬だったが、取組直後、右足を気にするような仕草を見せ苦悶の表情を浮かべると、勝ち名乗りの蹲踞(そんきょ)でバランスを崩すなどままならず、そんな炎鵬の様子を元関脇・栃煌山の清見潟親方が「ちょっと心配ですね」と気遣った。