将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が5月15日に行われ、澤田真吾七段(29)が井出隼平五段(30)に99手で勝利し、ベスト8に進出した。澤田七段は、同じく1回戦で対戦する稲葉陽八段(32)と佐々木大地五段(25)の勝者と準々決勝で対戦する。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 澤田真吾七段 対 井出隼平五段
昨年度、14連勝で将棋大賞の連勝賞も受賞した澤田七段は井出五段の四間飛車に居飛車穴熊で応戦。中盤の主導権争いでリードを奪うと、がっちり囲った穴熊に傷をつけられることなく激しい攻めに終始。そのまま隙なく勝ち切った。
現タイトルホルダーは豊島将之叡王(竜王、31)で、本戦トーナメントには渡辺明名人(棋王、王将、37)、藤井聡太王位・棋聖(18)、永瀬拓矢王座(28)といったタイトルホルダーが勢揃いしている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)