将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が5月18日に行われ、永瀬拓矢王座(28)が佐々木勇気七段(26)に109手で勝利した。この結果、永瀬王座は準々決勝で藤井聡太王位・棋聖(18)との対戦が決まった。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 永瀬拓矢王座 対 佐々木勇気七段
前叡王で、シードで本戦からの出場となった永瀬王座は、プロ入り前から親交のある佐々木七段に対して、相掛かりを選択。研究によるものか、序盤はほとんど時間を使わず指し進め、持ち時間でも大きくリードを奪うと、中盤以降は有利、優勢と確実にその差を拡大。道中、佐々木七段の厳しい攻めで受けが難しいと思われた局面もあったが、ぎりぎりでもしっかりかわす手順を見つけてクリア。自玉の安全度を保ちながら、佐々木玉を攻め続けた。
現タイトル保持者は豊島将之叡王(竜王、31)。本戦には永瀬王座のほか、渡辺明名人(棋王、王将、37)、藤井王位・棋聖と、タイトルホルダーが全員集合している。
(ABEMA/将棋チャンネルより)