将棋の叡王戦本戦トーナメント2回戦が5月27日に行われ、丸山忠久九段(50)と木村一基九段(47)が午前10時から対局を開始した。本局の勝者は藤井聡太王位・棋聖(18)と永瀬拓矢王座(28)の勝者と準決勝で対戦する。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 2回戦 丸山忠久九段 対 木村一基九段
丸山九段は、1990年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:22期)、順位戦B級2組(A級以上:14期)。タイトルは名人2期、棋王1期の計3期。棋戦優勝も12回を誇る。力強い居飛車党で、いわゆる「羽生世代」の一人として今なお第一線で活躍している。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:5期)。タイトルは王位の1期で、棋戦優勝は2回。最年長でのタイトル獲得、さらに強靭な受けにより「中年の星」「千駄ヶ谷の受け師」などと呼ばれることがある。
現タイトル保持者は豊島将之叡王(竜王、31)。本戦には渡辺明名人(棋王、王将、37)、藤井王位・棋聖、永瀬王座とタイトルホルダーが全員勝ち残っている。
本局の持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は丸山九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)