将棋の叡王戦本戦トーナメント2回戦が5月27日に行われ、丸山忠久九段(50)が木村一基九段(47)に81手で勝利した。丸山九段は、藤井聡太王位・棋聖(18)と永瀬拓矢王座(28)の勝者と、準決勝で対戦する。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 2回戦 丸山忠久九段 対 木村一基九段
丸山九段得意の角換わりから始まった対局は、中盤まで実戦例のある進行になったが、前例を離れた直後から戦いが急速に激化。深く相手陣に丸山九段が斬り込むと、受けに定評がある木村九段でも防ぎきれないほど、確実かつ迫力ある攻めに終始。逆転の糸口を与えず、そのまま強く勝ち切った。
現タイトル保持者は豊島将之叡王(竜王、31)。本戦には渡辺明名人(棋王、王将、37)、藤井王位・棋聖、永瀬王座とタイトルホルダーが全員勝ち残っている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)