将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が5月31日、叡王戦本戦トーナメント2回戦で永瀬拓矢王座(28)と現在対局中だ。勝者は準決勝で丸山忠久九段(50)と対戦する。普段から研究と共にする両者の一局は、じっくりとした序盤戦。形勢も互角のがっぷり四つだ。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 2回戦 藤井聡太王位・棋聖 対 永瀬拓矢王座
2人は藤井王位・棋聖がプロ入りして、まだ間もないころから研究を共にする関係。当時はお互い、まだタイトルを目指す若手だったが、現在ではタイトルホルダー同士と、まさに切磋琢磨して将棋界のトップ棋士の仲間入りを果たしている。
共有する時間が長いためか、インタビューなどで話す際2人の話し方や口癖が似ていることが、関係者やファンの間では“定跡”になっており、本局でも対局場に入る時間はほぼ同時。またスーツの上着を脱ぐタイミングなど細かい部分でもいくつもの共通点が生まれている。
藤井王位・棋聖は、6月3日に順位戦B級1組の2回戦、6月6日にはタイトル初防衛を目指してヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第1局で、渡辺明名人(棋王、王将、37)と対戦するなど、ハードな1週間となっている。
本局の持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は永瀬王座。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 1時間46分(消費1時間14分) 永瀬拓矢王座 2時間12分(消費44分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)