三沢光晴の12年目の命日、13回忌を迎えた6月13日に配信された『三沢光晴メモリアル2021 ~この日を忘れない~』のメインイベントを務めたのは、6月6日のさいたまスーパーアリーナにおける『サイバーファイト・フェスティバル2021』で武藤敬司を撃破して5年5カ月ぶりにGHCヘビー級王者になった丸藤正道とGHCナショナル王者の杉浦貴というプロレスリング・ノア旗揚げメンバーの2人。
 丸藤はGHCジュニア・ヘビー級王者・小峠篤司、杉浦はGHCジュニア・ヘビー級タッグ王者・原田大輔を従えてのヘビー&ジュニア王者のタッグマッチは、ノアの創始者・三沢に捧げるにふさわしい見応えのある攻防になった。そして勝負を決したのは杉浦。GHCヘビー級戴冠第1戦となった丸藤をフロント・ネックロックでギブアップさせたのである。