6月18日に行われた、将棋のヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局。対局場となったのは、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」だ。棋聖戦の対局場として何度も使用されていることで知られ、地元の食材を使った昼食は、例年棋士たちの舌を喜ばせている。将棋界のレジェンド羽生善治九段(50)が「きつねうどん」を注文することでも有名なホテルだが今回、藤井聡太棋聖(王位、18)は「寿司・赤だし」、そして挑戦者の渡辺明名人(棋王、王将、37)は「牛丼」に加えて「淡路島ぬーどる」を注文した。この淡路島ぬーどるとはなんなのか。ABEMAの番組スタッフが取材した。
ホテルニューアワジのホームページに掲載されている内容では、島南部の福良地区で受け継がれている伝統の手延べ麺に、淡路島の四季折々の食材をコラボさせた一品。数々の魚介類、季節の土もの野菜、猪豚・淡路牛などを熱々の出汁とともに食べるという。
今回、渡辺名人に用意された昼食には牛丼が入っていたため、淡路島ぬーどるは魚介類バージョン。透き通った出汁に海老や魚の切り身などが入り、旨味が凝縮された味わいだ。福谷亮一料理長は「今回は淡路島の食材ということで、淡路島ぬーどると淡路島牛丼を、ほとんど淡路島産の食材で作りました。地産地消と言われていますけど、淡路島は魚やお肉が有名なので、新鮮な旬のものを使うように心がけています」と答えた。
なお、藤井棋聖が食べた寿司には、魚介類だけでなく淡路牛も入っていた豪華版。訪れた時には、どちらの“一手”を選ぶか、持ち時間が何分あってもなかなか決められそうにない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
この記事の画像一覧








