細身で美麗な女流棋士だが、その実態は大食い系YouTuber…。将棋の里見咲紀女流初段(25)が6月18日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局、藤井聡太棋聖(王位、18)と渡辺明名人(棋王、王将、37)の中継に出演。同じ関西所属の巨漢棋士・阪口悟六段(42)と大食い談義に花を咲かせた。さらに2人はサイダーの一気飲みに挑戦。その豪快な飲みっぷりに、ファンから反響が続々と寄せられた。
里見咲紀女流初段は、姉が“出雲のイナズマ”の異名を持つ里見香奈女流四冠(29)。今月2日には女流タイトル通算44期で、歴代単独1位になった。偉大な姉を持ち、妹も将棋で奮闘している中、全く別路線で活躍しているのがYouTubeだ。頻繁に更新している動画は将棋に関係なく、そのほとんどが里見咲紀女流初段がおいしそうに食べるというもの。基本はスイーツが多いが、時には寿司やカレーといったもので大食いチャレンジも行っている。
そんな里見咲紀女流初段は、ABEMAのマルチアングル放送(PPV)の企画コーナー「タラレバ検討会」で阪口六段と共演。会場となった「ホテルニューアワジ」の宴会場に、漫才コンビさながらの登場を果たすと、そこから大食いトークを炸裂させた。
里見 ご飯めちゃくちゃおいしくないですか。朝もめちゃくちゃ豪華で。
阪口 朝、食べすぎてパンパン(笑)。里見さんYouTubeで食べてるの、よく見てるよ。「すしざんまい」のとか。何貫食べたの?
里見 あの時が45貫です。先生、どれぐらい食べられます?阪口先生が、めちゃめちゃ大食いのイメージで。
阪口 回転寿司だと、多くて30皿ぐらいかな。普段は15皿ぐらいやな。食べ放題とかなると本気出す。貧乏性で(笑)。今朝もバイキングだったし。
里見 私も「この際だから今日ぐらい食べないと損!」って。
阪口 横で見ててすごいなと。(体型は)マッチ棒みたいなのに、太らないのすごいよね。それ、すぐ(自分のように)体についてブヨブヨになるから、気をつけた方がいいよ。
里見 ははははは。気をつけます!
この後、将棋の話をしかけたものの、すぐに2人は食べ物の話に逆戻り。さらには予め用意されていたサイダーを2人で飲むことになった。阪口六段がゴクゴクと勢いよく飲み干している横で、里見咲紀女流初段も必死に挑戦。それでも半分ぐらい飲んだところで「限界ですー!」と“投了”すると、阪口六段は「これがプロの実力やから」とニヤリ。これには里見咲紀女流初段も「精進します!」と微笑んでいた。
この一連のやり取りに爆笑した視聴者も多かったようで「どうしても食べ物の方に話がシフトしていくw」「フードファイターらしい漫才?」「大食い対決かな」など、大盛り上がりとなっていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)