この選手ほど、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」にかける思いをはっきりと口にする選手はいない。数多くの個人タイトルを獲得し“最速最強”の異名で呼ばれる渋谷ABEMAS・多井隆晴。プロ団体「RMU」の代表を務めながら、トップ選手として活躍し、またTwitterやYouTubeなどでも様々なことを発信、活動の場を広げている。「僕は主人公というかラスボス。悪者の方だよね」と語っていた多井だが、2020シーズンは悲願の優勝をあと少しで逃し、控室で号泣した。ただこれは“ラスボス”が、さらに強くなって来期も登場する序章に過ぎない。