将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が6月26日、叡王戦本戦トーナメントの決勝にあたる挑戦者決定戦で斎藤慎太郎八段(28)と現在対局中だ。藤井王位・棋聖は本局に勝利すれば、自己初の三冠への挑戦権を得る。関西の一流棋士同士の対決は、角換わりの出だしになった。
【中継】叡王戦 挑戦者決定戦 藤井聡太王位・棋聖 対 斎藤慎太郎八段
藤井王位・棋聖は、段位別予選(八段戦)で師匠の杉本昌隆八段(52)、広瀬章人八段(34)らを破って本戦出場を果たすと、本戦では行方尚史九段(47)、永瀬拓矢王座(28)、丸山忠久九段(50)を撃破。挑戦者決定戦に初めて駒を進めた。相手の斎藤八段も、本戦に入ってから渡辺明名人(棋王、王将、37)を破るなど調子を上げており、豊島将之叡王(竜王、31)への挑戦権をかけた一局は激戦必至だ。
両者とも詰将棋で培われた終盤力に定評があり、藤井王位・棋聖の寄せの鋭さに対し、最後まで諦めない斎藤八段の粘りという噛み合わせも注目ポイントになる。
両者の対戦成績は藤井王位・棋聖が3勝、斎藤八段が2勝で、全て先手番が勝っている。持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は斎藤八段。ABEMAではこの対局を終了まで生中継する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 銀だら西京漬け焼き弁当 斎藤慎太郎八段 銀だら西京漬け焼き弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 1時間39分(消費1時間21分) 斎藤慎太郎八段 2時間22分(消費38分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)