秒殺KOは、これ以上ない成長の証だった。
 6月25日のKrush後楽園ホール大会、メインイベントはフェザー級タイトルマッチだ。チャンピオン・新美貴士とチャレンジャー・岡嶋形徒の対戦。
 新美は派手な存在ではなかったが、王座決定トーナメントで優勝すると初防衛戦では斗麗に勝利。過去に敗れた相手へのリベンジだった。今回、迎えた挑戦者の岡嶋にも、昨年7月に黒星を喫している。チャンピオンがリベンジを期すという立場だ。