【米大リーグ】ヤンキース-エンゼルス(30日・ニューヨーク/ヤンキー・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間1日)、ヤンキース戦に「1番・投手」で先発出場を果たし4勝目に挑むも、1回途中41球、5四死球など予想外の大乱調で1回もたずにマウンドを降りた。しかしその後、7-3とヤンキース4点リードで迎えた3回裏のヤンキースの攻撃の最中、1死2、3塁の場面で天候が悪化。試合が一時中断になると、ネットからは「ファンも雨乞い中」「大谷も泣いてる」「神様は大谷の味方」など、ノーゲームを望む声があがっている。
今季12試合目となる先発マウンドに立った大谷。ヤ軍本拠地としては1933年10月1日、ベーブ・ルース氏が「3番・投手」で出場して以来、じつに88年ぶりとなる“リアル二刀流”での出場で注目を集め、初回には味方の2ランで幸先よく援護射撃を受けたが、現地気温32度の暑さの影響か制球に苦しんだ。
先頭から3者連続の四球で満塁にすると、4番・スタントンにレフト前にはじき返され1点を返され、さらに5番・トーレスにもレフト前に運ばれ同点。6番・オドーアからはスプリットで三振を奪って1アウトを取るも、7番・アンドューハの三ゴロの際に1点を奪われ逆転を許した。その後も制球は定まらず、8番のフレージャーに死球を与えると、2アウト満塁から9番のガードナーに押し出しの四球を与え、4点目を許したところでマウンドを降りた。
なお、大谷の1打席目はセンターフライ。マウンドから降りた大谷は守備につくことなくこのゲームを終えた。ネットでは「ファンも雨乞い中」「大谷も泣いてる」「神様は大谷の味方」など、ノーゲームを望む声が多くあがっていたが、大粒の雨が降る中、日本時間の10時30分過ぎに試合は再開。その後、5回に再度中断されている。しかし、5回表を終えて試合は成立。ここでコールドゲームとなれば、大谷が敗戦投手となる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)