貴景勝、負傷か…土俵を割って動けず館内静まり返る車椅子で退場に「一体何が？」視聴者から心配の声

＜大相撲七月場所＞◇二日目◇5日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ

　大関・貴景勝（常盤山）と前頭二枚目・逸ノ城（湊）の一番でアクシデントが発生した。土俵を力なく割った貴景勝が、その場から動けなくなってしまったのである。視聴者からは「大丈夫？」「無理しないで」と心配の声が続出した。

　先場所で優勝争いに最後まで加わり、さらなる飛躍が期待されている中で今場所を迎えた貴景勝。だが二日目の取組では逸ノ城に押されると力なく下がり、そのまま寄り切られて黒星を喫した。勝負が決した後、貴景勝は土俵にもたれかかるように倒れてしばらく動けず、館内が一時静まり返ると、最後は車椅子に乗せられて花道を去っていった。

　貴景勝の思わぬアクシデントを受けて、ABEMAで解説を務めた元小結の旭道山も「心配ですね」と一言。続けて「当たった瞬間にグキっていったのか、ブチっていったのか。動きでそういうふうに筋とかをやるんですよ。ギックリ腰とかと一緒です。そういうことはあります」と怪我の可能性に言及した。

　苦しそうな表情を浮かべる貴景勝の姿を受けて、視聴者からも「痛そう」「大丈夫？」「どうした」「一体何が」「心配すぎる」「なんかやばそう」「無理しないで」といった声が続々と寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)