<大相撲七月場所>◇六日目◇9日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
 横綱・白鵬(宮城野)と大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、万全の相撲内容で揃って初日から6連勝を達成。順調に勝ち星を重ねる2人に、視聴者からは「マッチレースだな」「2人の優勝決定戦が観たい」といった声も寄せられた。
 前頭二枚目・逸ノ城(湊)と対戦した照ノ富士は、立ち合い右四つに組むとわずか1秒で相手を寄り切って快勝。結びの一番で前頭三枚目・北勝富士(八角)の挑戦を受けた白鵬は、立ち合い張っていくと前に出る北勝富士を上手く受け止めはたき込みで下した。幕内では白鵬と照ノ富士だけが初日から無傷で6連勝を飾り、早くもこの2人が優勝争いの中心を担う展開となった。