将棋の藤井聡太王位・棋聖（18）が7月10日、竜王戦決勝トーナメントで山崎隆之八段（40）と現在対局中だ。注目の戦型は、相掛かりからスタート。現在の二冠に加え、叡王戦でもタイトル挑戦中だが、4つ目のタイトルに向けて挑戦権に近づくことができるか。
【中継】竜王戦 決勝トーナメント 藤井聡太王位・棋聖 対 山崎隆之八段
藤井王位・棋聖は、ランキング戦では6組から2組まで5期連続優勝、一度も負けることなく、毎年本戦出場を果たしている。ただタイトル戦出場を果たしたことはなく、本人もこのトーナメントでどこまで勝ち進めるかをポイントとしている。変則のトーナメントにより、2組優勝者は準々決勝からスタート。本局に勝利すれば、挑戦者決定三番勝負まであと1つと迫ることができる。対戦相手である山崎八段とは過去に1局指し敗れている。変幻自在なベテランの指し回しに、どう対応するか。
今月3日にはヒューリック杯棋聖戦五番勝負で、渡辺明名人（棋王、王将、37）を相手にストレート勝ちで最年少でのタイトル防衛、九段昇段を果たしたが、その後も対局が続いた。中2日で6日には久保利明九段（45）と順位戦B級1組で戦い勝利、そして中3日で本局と、長時間対局が続く。さらに中2日置いて、王位戦七番勝負の第2局で豊島将之竜王（叡王、31）との対局が控えるなどハードなスケジュール。タイトルホルダーの宿命でもある過密日程を、どう乗り越えるかも高勝率維持のポイントだ。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は山崎八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 ハンバーグとエビフライの盛り合わせ 山崎隆之八段 一口ヘレカツ
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 4時間20分（消費40分） 山崎隆之八段 3時間54分（消費1時間6分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
