<大相撲七月場所>◇十二日目◇15日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
関脇・高安(田子ノ浦)と前頭六枚目・霧馬山(陸奥)が180秒に及ぶ熱戦を繰り広げた。死力を尽くした両者に、視聴者からは「どっちも粘った!」「よく頑張った」と健闘を称える声が続々と寄せられた一方、高安がとった行動に注目し「さがりぶん投げたw」などの反響も寄せられた。
両者勝ち越しをかけた一番、立ち合い激しくぶつかると、その後は半身の体勢で組み合ったまま膠着状態に。頭をつけて攻める霧馬山に対し、高安は左下手を取ろうと探り、中盤では高安が相手のさがりを掴んで振り払うように投げ、それを拾った行司がさらに土俵の外へ勢いよく放り投げる場面も。長時間にわたる取組に館内からは大きな歓声と拍手も沸き起こった。両者体力の限界に近づいた頃、最後は右下手を取った霧馬山が一気に攻め、寄り切りで高安を下して3分間に及ぶ激闘に決着をつけた。
長時間の熱戦を受け、ABEMAで解説を務めた元小結の旭道山は「両者よく耐えましたね。攻防がよく見えました。(まわしを)取りたい、取られたくない、という」と説明。続けて「立ち合いも良いですよ。霧馬山さんは右をしっかり絞ってまわしを取られないように、高安さんはじわじわと手を伸ばして取ろうとして」と取組を振り返り、両者の健闘を称えた。
力の入った一番に、視聴者からは「どっちも粘った!」「レベルの高い攻防だなあ」「両方すごいわ!」「よく頑張ったね」「繊細な攻防が面白かった」といった声が寄せられたほか、相手のさがりを振り捨てた高安の姿に「さがりぶん投げたw」「ひっぱったw」「ポイッてした」とコメントするファンも相次いでいた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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