<大相撲七月場所>◇十二日目◇15日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ
前頭十三枚目・宇良(木瀬)が前頭十二枚目・栃ノ心(春日野)を突き落としで破り、2017年夏場所以来、4年ぶりとなる幕内での勝ち越しを決めた。しかし、栃ノ心が土俵に両手をついた直後、勢い余った宇良が前転をしながら土俵下へと落下。その後、座った状態で人知れず安堵の笑みを浮かべた様子が映し出されると視聴者から「照れ笑いのアップめちゃ可愛い」などの反響が寄せられた。
立ち合い右に変化しながら頭をつけた宇良は栃ノ心の左腕を掴むと、肩透かしを狙いながらぐるぐると反時計回りに土俵の上を2回転。最後は左からの突き落としで栃ノ心を土俵に這わせ、勝ち越しを決めた。
土俵際の攻防、さらに勝った宇良が大きく前転をしながら土俵下へと落下すると、館内は騒然。軽やかな身のこなしで受け身を取り、両前脚を伸ばして座った状態になった宇良は、ホッと一息ついたかのような安堵の表情を浮かべた。一方、敗れた栃ノ心は負け越しとなる8敗目を喫した。
この取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結の旭道山は「宇良さんは右を差していますけど、(栃ノ心が)左を極めて振りにいこうとしているから、これはもう危ないですよ」と指摘。「あれ、普通の人だったら完全に折れています。現役だからまだ持っているんです。私はそれで両肘をやられました(笑)」と自身の経験を交えつつ語った。
白熱した一番に、視聴者からは「宇良の海老反りww」「肩透かしすっぽ抜けとる」「飛び込み前転決まりました」といった声が寄せられたほか、土俵下で安堵の表情を浮かべる宇良の姿に「受け身上手の宇良」「綺麗な受け身でしたね、怪我無くてよかった」「回転した後の宇良の照れ笑いのアップめちゃ可愛いかった」などの反響が寄せられていた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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