鮮やかな「宇良スペシャル」で喝采もまさかの反則負け 実況も「マスク越しにため息が漏れた」
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大相撲七月場所>◇十三日目◇16日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ

 前頭十三枚目・宇良(木瀬)と前頭十一枚目・魁聖(友綱)の一番で、予想外の波乱が起こった。得意の反り技で勝利したかに見えた宇良が、まさかの反則で黒星を喫することとなった。

【動画】宇良の反り技

 レスリング経験者の技巧派で、ファンから“宇良スペシャル”と呼ばれる反り技を得意とすることでも知られる宇良。十三日目の取組では立ち合い素早くフェイントをかけて足を取りに潜ると、前まわしを探る展開に。その後、隙を見て相手の左脇の下に潜り込んで鮮やかな反り技を見せると、そのまま出し投げで転がした。

 行司軍配は宇良に上がり、ABEMAで解説を務めた元小結の臥牙丸からも「宇良しかできない技ですね」と称賛されたものの、ここで審判団から物言いが。協議の結果、宇良の手が髷を引っ張っていると判断され、反則負けで魁聖に白星を譲る結果となった。まさかの展開に、ABEMAで実況を務めた清野茂樹アナウンサーも「これには名古屋のお客さんもマスク越しにため息が漏れました」とポツリ。宇良は5敗目。一方の魁聖は6勝目を挙げた。

 鮮やかな反り技から反則負けという予想外の展開に、視聴者からも「ええ!!」「マジかよ」「髷かーー」「残念…」「全然気づかなかった」と悲痛な叫びが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネルより)

大迫力の張り手合戦
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大きな相手に必殺の反り技
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1人はダイブ、1人はターン
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