“現役最強”と呼ばれる兄弟子からも「絶対に勝てない」と太鼓判だ。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」予選Eリーグ第3試合、チーム渡辺とエントリーチームの対戦が7月17日に放送され、近藤誠也七段(24)が第2局で藤森哲也五段(34)に快勝。その一方的な内容に、チームリーダー渡辺明名人(棋王、王将、37)から「自分がやったら絶対に勝てない」と絶賛された。近い将来、タイトル戦線に名乗りをあげるだろう若きエースが、超早指しという局地戦においてもすさまじい切れ味で相手を一刀両断した。