頼れる男・中村太地七段、チームの連敗止める大きな勝利 ファンも「さすが」「貫禄勝ち」/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2021/07/24 20:07 拡大する プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦・第1試合、チーム羽生とチーム糸谷の対戦が7月24日に生放送され、第4局で中村太地七段(33)が服部慎一郎四段(21)に95手で勝利した。【中継】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム羽生VSチーム糸谷 予選リーグでは大会史上初の「3連投・3連勝」を成し遂げた男が、苦しい状況でも輝いた。チームは第1局からまさかの3連敗。自分が落とせば早くもカド番に追い込まれるという状況の中、個人連勝で勢いづいた服部四段の阪田流向かい飛車に「全く予想していなくて探り探りでした」というものの、慌てず対応した。互角の中盤から端攻めで相手の陣形を崩すと、その後は5筋に攻めを集中させて突破に成功。短い持ち時間のペース配分も完璧で「少し落ち着く時間があったのが幸いしました」と納得の表情だった。 続きを読む