【米大リーグ】ツインズ-エンゼルス(7月25日・日本時間26日 ミネアポリス/ターゲット・フィールド)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場、5試合ぶりの35号ソロを放った直後の第4打席に申告敬遠で歩くと、球場のファンからは大きなため息とブーイングが巻き怒り、本人も苦笑いを浮かべることとなった。
後半戦は一時スランプに陥ったと言われた大谷だが、23日(日本時間24日)にマドン監督の提案で取った完全休養の効果がはっきりと現れ、翌日から復調。さらにこの日の試合では第1打席で二塁内野安打を放つと、第3打席には飛距離126メートル、打球速度181.2キロの豪快なホームランを放っていた。
両リーグトップのホームラン王だけに、調子が戻ってきたとなれば、相手投手からすれば要注意選手に逆戻り。8回2死三塁から久々の1試合2発を期待されたが、ツインズは申告敬遠を選択。大谷はスイングすることなく一塁に歩いた。
これには球場に詰めかけていたエンゼルスファンもがっかり。2打席連発を期待し、スマホでの撮影に備えていたが、敬遠がわかると一斉に大ブーイング。大谷も最初は無表情で一塁に向かっていたが、ツインズのファースト・サノに一声かけられると、苦笑いを浮かべていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)