【米大リーグ】エンゼルス6-2ロッキーズ(7月26日・日本時間27日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、投手としては7回5安打1失点5奪三振で、7月6日(7日)以来となる自己最多の5勝目を挙げた。また、打者としても先制打を含む4打数1安打1打点1盗塁と活躍。投打の要として欠かせない男が、「二刀流」として最高の結果を出した。
前日までに本拠地では3勝0敗、防御率1.87(今季通算では3.21)と抜群の安定感を誇っていた「投手大谷」は、今日投げた最後の99球目に最速100マイル(約161キロ)を投げ込むなど、速球、スライダー、カットボール、チェンジアップ、さらには緩いカーブなどを織り交ぜ安定感抜群の内容。前回登板でも6回3安打無失点8奪三振と好投していたが、この日も首脳陣やファンの期待に応える好投を見せた。
この日は「打者大谷」「走者大谷」としても大活躍。1回の第1打席では、ライト前に先制タイムリーを放つと、出塁した直後には今季14個目となる盗塁に成功。さらに4番ウォルシュのタイムリーで2点目のホームを踏み、投手としての自分を援護する活躍だった。
一時は打撃不振の影響もあり、23日(24日)には41試合ぶりの完全オフを取った大谷。この効果が抜群だったのか、走攻守、全てのプレーで超メジャー級のパフォーマンスを発揮した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)