渡辺明名人、初の叡王挑戦への道がスタート 初戦は高橋道雄九段と対局/将棋・叡王戦
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 将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が7月27日に行われ、渡辺明名人(棋王、王将、37)と高橋道雄九段(61)が、午後7時から対局を開始した。勝者はAブロックの準決勝に進出する。

【中継】叡王戦 渡辺名人-高橋九段

 渡辺名人は、2000年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:15期)で、第79期名人(A級以上:12期)。タイトルは歴代4位、現役2位の通算29期。棋戦優勝も11回を誇る。現在、4人いるタイトルホルダーの中でも最多の三冠保持者で“現役最強”とも呼ばれている。

 高橋九段は、1980年6月に四段昇段。竜王戦3組(1組:23期※第1期本戦シードを含む)、順位戦C級1組(A級:13期)。タイトル5期、棋戦優勝3回を誇る。初タイトルは王位で五段の時に獲得。これは当時の最低段記録だった。

 叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。30人が参加する九段戦はAからCまでの3ブロックに分かれて行われ、それぞれ優勝者が本戦に出場する。前期から不二家が主催となり、対局時には栄養補給のためのお菓子ボックスが設置されている。現在は、現タイトル保持者である豊島将之叡王(竜王、31)と藤井聡太王位・棋聖(19)による五番勝負が開催中だ。

 持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は高橋九段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

叡王戦 渡辺名人-高橋九段
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お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤
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2021年度「将棋日本シリーズ」一回戦第三局 深浦康市九段 対 糸谷哲郎八段
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