【米大リーグ】エンゼルス-ロッキーズ(7月27日・日本時間28日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、5回2死三塁から両リーグトップの36号2ランを放った。これで2位のゲレロJr.(ブルージェイズ)に4本差をつけ独走状態に。年間ペースでも58.3本と、夢の60本に期待を持たせるハイペースとなってきた。
後半戦に入り一時的なスランプに入った大谷だったが、23日(24日)に代打でも出場しない完全オフが功を奏し、翌日からの3試合では11打数5安打1本塁打2打点。打率は.455と絶好調モードに入りつつあった。この日は第1打席で痛烈なファーストライナー。2打席目はチャンスで回ってきたが、空振り三振に倒れていた。
5回の第3打席は、カウント1-2から6球目に真ん中に来た甘い変化球をフルスイング。打球初速度110.4マイル(177.7キロ)、飛距離463フィート(141メートル)という豪快な一発となった。
本塁打王争いではトップを快走するが、打点でもこの本塁打で78打点に。トップのディバース(レッドソックス)の81打点に3打点差まで迫り、いよいよ打撃二冠になる日も近づいてきた。
チーム100試合目での36号で、年間162試合に換算すると58.3本までペースは上昇。長いメジャーの歴史でも5人が計8回記録しただけの年間60本という快記録も、今の大谷であれば到達可能な数字だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)