「ナプキンを買ってきて」とお願いされた息子の反応について、益若は「『わかった』という当たり前の感じだった。お茶を買ってきてという(のと同じ)テンションで買ってきてくれた。大人の方もついていっていたので恥ずかしさはないと思う。もしかしたら1人だったら恥ずかしいのかもしれないが、しっかり理由を言えば。今後、息子が大人になって、パートナーに突然生理がきた時に、『嫌だよ、恥ずかしい』ではなく『よかった』と言ってあげられる男性になってほしいと思っている」と話す。

 息子が当たり前のように買いに行ったのは、それまでに親子関係ができていたからなのか。「息子が幼いころから、同性愛者の方がいつも遊びに来ているとか、男性が男性を好き、女性が女性を好きといういろいろな恋愛が当たり前(の環境だった)。海外の方がいることが当たり前だったり、誰かに対して恥ずかしいとか、これは変な恋愛だということもなく、みんなが性の話をするところに息子がいて、そういう話を自然と聞いていた。親御さんが1人で向き合うことは勇気がいると思うので、そういう時に友だちに助けてもらうのはすごくいいことだと思う」との考えを示した。

【写真・画像】外出中“生理”に…中1長男に「ナプキンを買ってきて」 益若つばさ流の性教育 3枚目
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 動画の内容については、「優しい息子さん」「息子に話すいいきっかけになりました」という声があがる一方、「年頃の男の子は戸惑ってしまうのでかわいそう」「益若さんの息子だと学校で知られていると思うので気まずい思いをしているかも」といった批判も寄せられている。

 こうした反響に対し、益若は「女性は定期的に生理があって、血が出ることも教えている。お腹が痛くなって動けなくなる人がいることも、なんとなく会話の中では伝えてある。ここが賛否両論だった。表現が生々しい、ナプキンとかを子どもに教えるものではないとか、下品、虐待だとまで言われた。虐待だと考える方もいるんだと。フランクに話したつもりが、意外と問題になっているんだと思った」と明かした。

子どもに性教育を始めるタイミング「聞かれた時がチャンス」
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