プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント2回戦第1試合、チーム渡辺とチーム永瀬の対戦が8月7日に生放送される。この両チームは昨年、第3回大会で決勝を戦ったカード。優勝候補同士の対決はどんな結末となるか。
【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム渡辺VSチーム永瀬
チーム渡辺は、渡辺明名人(棋王、王将、37)がリーダーシップを発揮。弟弟子の近藤誠也七段(25)、弟のようにかわいがる戸辺誠七段(35)とのチームワークは抜群で、予選では全員が活躍するバランスの良さも発揮。戦うごとに、チームとしてのフィッシャールールへの適応も高めている印象だ。
チーム永瀬は、永瀬拓矢王座(28)がリーダー。増田康宏六段(23)、屋敷伸之九段(49)という布陣で、堂々と予選1位通過を果たした。昨年から絶対的なエース、藤井聡太王位・棋聖(19)は抜けたが、それでも勝利を追求する強い思いが感じられる戦いぶりは、昨年に引けを取らない。
昨年の決勝ではチーム永瀬がスコア5-0のストレートで勝ち、初優勝を手にしたが、ファンの予想では約1700人が回答し、57.8%がチーム渡辺の勝利を予想した。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)