【米大リーグ】ブルージェイズ-エンゼルス(8月10日・日本時間11日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルス大谷翔平投手が4試合ぶりに「2番・DH」で先発出場、第3打席までヒットがなかったが、6回2死三塁の第4打席から申告敬遠で一塁に歩いた。
両リーグトップの37本塁打をマークしている大谷だが、8月に入り打撃の調子は下降線。前日までの直近8試合では20打数2安打、打率.100と低迷し、この日も第1打席はセカンドゴロ(エラーで出塁)、第2打席は見逃し三振、第3打席はライトフライと3打席凡退していた。
ここまで不振を極めれば、相手チームからの警戒レベルも下がりそうなものだが、調子に乗らせると怖いことは、既にメジャー関係者であれば誰でも知るところ。わずかな隙も見せないとばかりに、大谷は申告敬遠で歩かされることになった。ABEMAの中継で実況していた節丸裕一アナも「これだけ調子がよくなくても敬遠ですから、やっぱり大谷の存在感はすごい」とコメント。ファンからも「まじかよ」「打てそうだったのにー」「警戒心マシマシ」という声が多く寄せられていた。
ただ、敬遠で一塁に出塁した大谷は、すかさず二塁へ今季16個目の盗塁。3番・ゴスリンのレフト前ヒットで生還し、足でチームへの貢献を果たしていた。なお、大谷は7日(8日)からのドジャースとの3連戦でいずれも代打で登場したが、3打席で四球が2つ、うち1つは敬遠と、各チームからのマークの厳しさは変わっていない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)