増田康宏六段、絶体絶命から大逆転 瀬川晶司六段に142手で勝利、初戦突破/将棋・叡王戦 将棋 2021/08/11 12:49 拡大する 将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が8月11日に行われ、増田康宏六段(23)が瀬川晶司六段(51)に142手で勝利、2回戦に進出した。【中継】叡王戦 瀬川晶司六段-増田康宏六段 角換わりから始まった一局は、中盤からじりじりと瀬川六段がリードを広げる展開に。最終盤には、増田玉に詰みが生じるなど、増田六段は絶体絶命のところまで追い詰められた。それでもぎりぎりまで粘り、相手が間違えれば形勢逆転という局面の難解化を続けると、詰みを逃れたところから一気に逆転。自玉もするすると上部に脱出させ安全を確保し、再逆転を狙った瀬川六段を振り切った。 続きを読む