プロ4年目・池永天志五段、飛躍の夏 タイトル7期・久保利明九段に捌き勝ち/将棋・ABEMAトーナメント 将棋 2021/08/14 19:11 拡大する プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント2回戦第2試合、チーム木村とチーム稲葉の対戦が8月14日に生放送され、第2局でチーム木村・池永天志五段(28)が、チーム稲葉・久保利明九段(45)に139手で勝利、チームを2連勝に導いた。【中継】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム木村VSチーム稲葉 振り飛車党の第一人者である久保九段の四間飛車に対して、先手番から居飛車で対抗形とした池永五段は、序盤・中盤と互角の展開で進んでいったものの、難しい局面の連続で全く慌てることなく、じりじりとリード。「捌きのアーティスト」の異名を持つ久保九段の動きを封じ、むしろ池永五段がうまく捌くような将棋に終始し、快勝を収めた。対局後には「うまく指せたかなと思います。あまり経験のない将棋にはなったんですが、勉強はしたことがあったので、そのことを思い出しながらやりました」と振り返り、日々の研究が活きたともコメントした。 続きを読む