【米大リーグ】タイガース1－3エンゼルス（8月18日・日本時間19日 デトロイト／コメリカ・パーク）
エンゼルスの大谷翔平投手が、敵地で行われたタイガース戦に「1番・投手」で先発出場。8回に両リーグ最速となる特大の40号ソロを放った。ベンチに戻った大谷がおどけた様子で肩で風を切る姿をカメラが捉えると、ファンから「オラオラしてるｗ」「ドヤ歩きｗ」「オラ谷さんw」といったコメントが続出。その後のホッとした表情とのギャップでファンを魅了した。
自身の好投で2対1とリードして迎えた8回の第4打席、大谷はタイガースの2番手・シスネイロの甘く入ったスライダーを強振。完璧に捉えた当たりは、打球速度110.1マイル（約177キロ）という弾丸ライナーでライトスタンドに飛び込む40号ソロ。飛距離も430フィート（約131メートル）と申し分なく、打った瞬間に誰もがスタンドインを確信する強烈な一発となった。
自身の8勝目を力強く手繰り寄せる追加点であることはもちろん、本塁打王争いでも2位のゲレロJr.（ブルージェイズ）に5本差をつけ、さらに球団の左打者では新記録となる40号と非常に大きな価値を持つ一発に、打った大谷も珍しく有頂天に。仲良しのホセ・イグレシアスから恒例のセレブレーションを受けると、ベンチでは肩をいからせてチームメイトたちとハイタッチ。これ見よがしに上半身を揺さぶって歩く姿に、ABEMAの視聴者も「肩で風切ってて草」「オラオラしてるｗ」「ドヤ歩きｗ」「マエケン体操ｗ」「ぐにゃぐにゃ大谷！」「オラ谷さん笑」など大ウケの様子だった。
この肩で風を切るようなオーバーな動きは、「アデル歩きは草」「アデルのモノマネ笑」とコメントで指摘されたように、前日の試合で満塁ホームランを放ったチームメイトのアデルの歩き方を真似たもの。その後、興奮を鎮めるようにベンチに腰を下ろしてホッとしたような表情を浮かべた大谷に対しても、「お疲れ様」「安堵してる」「今日は休んでいいよ」「後は勝つだけ」といった労いの声が寄せられた。
疲労感は明らかだったが大谷は8回のマウンドにも上がり、しっかりと三者凡退に抑えて8回1失点でお役御免。投げては自身7連勝となる8勝目、打っては40号一番乗りと、まさに投打二刀流の凄みを存分に見せつける一日となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
