大谷翔平、41号はおあずけも4試合連続安打 打点王争いは2点差に4人の大激戦 チームは3連勝でストップ、勝率5割に逆戻り
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【米大リーグ】インディアンス9-1エンゼルス(8月20日・日本時間21日 クリーブランド/プログレッシブ・フィールド)

【動画】鋭いヒットを放った大谷翔平

 エンゼルス大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、第2打席にライト前ヒットを放ち4試合連続安打を記録。期待された41号は出なかったものの、4打数1安打で好調な打撃を持続した。なおチームは3連勝でストップし、勝率は5割に戻った。

 11試合連続して1番スタメンとなった大谷は、第1打席は引っ掛けた形のセカンドゴロ。それでも第2打席にはすぐに修正し、「大谷シフト」で狭く絞られた一、二塁間を鋭く貫くライト前ヒットを放った。第3打席では、厳しい判定にも泣かされ空振り三振に。第4打席は初球から積極的に打ちに出たものの、ファーストゴロながらエラーで出塁した。

 本塁打、打点ともに数字を稼げなかった大谷だが、メジャーの各打者はこの2部門で激しい争いを繰り広げている。本塁打数で大谷を追うゲレロJr.(ブルージェイズ)は久々の一発で36号。その差を4本と縮めてきた。また、打点王争いはさらに熾烈。大谷は88打点で4位だが、90打点でトップなのがアブレイユ(ホワイトソックス)。89打点の2位タイにはゲレロJr.、ディバース(レッドソックス)で並んでいる。わずか2点差の中に4人がひしめく大接戦で、1試合どころか1打席単位でトップが入れ替わるような状況だ。

 投手としてはチームトップの8勝を挙げ、その活躍ぶりにサイ・ヤング賞の候補になるとまで言われ始めた大谷だが、打者としては本塁打・打点の二冠は十分に射程圏内。「10勝・50本・100打点」というような夢の数字を記録できれば、既に濃厚とも言われるMVPも文句なしという状況になることだろう。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平 注目の第3打席は四球と思いきや…
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