【米大リーグ】インディアンス－エンゼルス（8月22日・日本時間23日 ウイリアムズポート／ＢＢ＆Ｔボールパーク・アット・ヒストリック・ボーマン・フィールド）
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。「リトルリーグ・クラシック」と銘打たれた全米中継の一戦で、第1打席にライト前へ抜ける2試合ぶりのヒットを放った。セカンドのグラブを弾く痛烈な当たりで出塁した大谷は、一塁上で塁審に話しかけられ楽しげに談笑。その様子につられて相手チームの一塁手も笑顔を見せ「ニッコニコやん」「審判メロメロ」とファンを和ませた。
この日のゲームはリトルリーグのワールドシリーズに合わせた「リトルリーグ・クラシック」として、収容人数およそ2500人のヒストリック・ボウマン・フィールドで開催された。バックネット裏では、未来のメジャーリーガーを目指す野球少年たちが熱心に観戦。試合前に子供たちのサイン攻めにあった大谷は、第1打席から持ち前の打撃力をいかんなく発揮する。
カウント2-2からインディアンスの先発・クワントリルの変化球を捉えると、痛烈な当たりがセカンドのグラブを弾いてライト前へ。弾丸のような打球速度に、実況の節丸裕一アナも「す～ごい打球でした」と感嘆。すると出塁した大谷に対して、一塁の塁審が「よく打つなあ」といった調子でにこやかに語りかけた。
大谷が少年のような笑顔で応じると、2人の様子につられて相手チームのファーストを守るミラーも思わずニッコリ。子供たちが観戦する試合にふさわしいハッピーな光景に、試合を中継したABEMAのファンからも「モテ谷」「ニッコニコやん」「人気者だね」「敵とも楽しそうに喋る」「みんな笑顔になるね」といったコメントが続出。「審判メロメロ」「審判サインボールおねだり」「塁審仲間にしたな」など冗談を飛ばすファンも相次いだ。
なお、大谷は1死から今季19個目の盗塁に成功。打撃だけでなく圧巻のスピードでも少年ファンを沸かせたが、エンゼルスはこのチャンスを得点に結びつけることはできなかった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
