【米大リーグ】オリオールズ8-14エンゼルス(8月24日・日本時間25日 ボルティモア/オリオール・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場したオリオールズ戦の8回、相手チームのショートを守るラモン・ウリアスが走者を飛び越える華麗な「跳び箱スロー」を披露。見事な身体能力からなるサーカスプレーに「かっけぇ!」「どんな運動センスしてんの笑」といった反響が寄せられた。
エンゼルスが序盤に大量リードを奪い、18連敗中のオリオールズが追いかける展開となった同ゲーム。13対8と5点リードで迎えた8回、エンゼルスの7番・マーシュがレフトにこの日4本目のヒット。続くアデルが凡退して1死一塁の場面で、9番・レガレスが二遊間へのゴロを放った。
なんとかボールに追いついたセカンドのジャーメイ・ジョーンズは、ベースカバーに入ったショートのウリアスにグラブトスを送る。ウリアスはこれを素手で受けると、スライディングする走者・マーシュを跳び箱のように避けながら一塁へジャンピング・スロー。二遊間の見事な連携にオリオールズファンからは歓声が上がったが、塁審は一・二塁ともセーフというジャッジを下した。
とくに二塁が際どいタイミングだったため、オリオールズのベンチはチャレンジを要求。結果を待つ間、ABEMAで実況を務めた節丸裕一アナは「セーフだとしてもこれは凄いですよね。サーカスみたいなプレーです」と一連の好守備を手放しで称賛。視聴者からも「どんな運動センスしてんの笑」「まるで忍者」「跳び箱じゃん」「日本じゃ見られない」「これぞメジャー」と絶賛のコメントが相次いだ。
チャレンジの結果、二塁はアウト、一塁はセーフとなり、ひとまず溜飲を下げたオリオールズ。しかし2死一塁でここまで無安打の大谷がライト前ヒットを放ち、エンゼルスは先発全員安打を達成する。さらに続くフレッチャーのタイムリーでリードを広げられたオリオールズは、好守備も虚しく泥沼の19連敗を喫した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)