大谷翔平を強力援護 新人マーシュ、ついにメジャー初本塁打 微妙判定で“幻”2本にファン「実質3号」「素敵なプレゼント」
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【米大リーグ】オリオールズ-エンゼルス(8月25日・日本時間26日 ボルティモア/オリオール・パーク)

【動画】マーシュ待望のメジャー初本塁打

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場したオリオールズ戦で、チームメイトの新人・マーシュがメジャー初本塁打となる3ランを放った。これまで微妙な判定でホームランと認められなかった“幻の初アーチ”が2本あっただけに、ファンからは「初HRおめでとう!」「今度こそ文句言わせないホームラン」と祝福の声が殺到した。

 23歳のルーキーらしからぬ長髪と長いヒゲがトレードマークのマーシュは、エンゼルス期待のトッププロスペクト(若手有望株)として7月にメジャーデビューを果たした。当初はメジャーのレベルに苦しむ部分もあったものの、インパクト抜群のビジュアルやヘルメットを落とすほどの全力疾走など、走攻守にわたるハッスルプレーでファンのハートをがっちりとキャッチ。8月中盤以降は打率も一気に上昇し、外野手として離脱が長引いているトラウトの穴を埋める活躍を見せていた。

 そんなマーシュは8月17日(同18日)のタイガース戦でメジャー初アーチかという大きな当たりを放ったが、右中間フェンスぎりぎりの打球にファンが触れてグラウンドに戻してしまい、協議の末にツーベースとなる微妙な判定。さらにその2日後の試合でも、ホームランの基準となるフェンス最上部の黄色いラインに直撃した打球がやはり初アーチと認められず、度重なる不運にファンから同情の声が相次いでいた。

 そんな理不尽にもめげず全力プレーを続けたマーシュに、ついに待望の瞬間が訪れた。3-2とエンゼルスが1点を勝ち越した4回、無死一、二塁のチャンスで、オリオールズの2番手・ディプランが投じた外角のチェンジアップを逆らわずに逆方向へ。ライナー性の鋭い打球は、一直線にレフトスタンドに突き刺さる文句なしの1号3ランとなった。

 “幻の初アーチ”の経緯を知る日本のファンからは、待望の一発に「初HRおめでとう!」「こっちが嬉しくなる」「よろこびマーシュ」「2本損してたからね!」「今度こそ文句言わせないホームラン」「実質3号」など祝福のコメントが続出。同時に9勝目を目指す先発の大谷を強力に援護する3ランでもあり、「素敵なプレゼントありがとう」「先輩思いのいい後輩や」「マーシュ最高!」「プロスペクトは伊達じゃない!」といった称賛の声も無数に寄せられた。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平 スライダーが曲がりすぎる!?
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エンゼルス vs オリオールズ 2021.8.26
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