【米大リーグ】オリオールズ-エンゼルス(8月25日・日本時間26日 ボルティモア/オリオール・パーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が、今季9勝目を目指してオリオールズ戦に「1番・投手」で先発出場。ABEMAの中継では、大谷が投じるスライダーの曲がり幅に実況が「卓球のボールを投げているみたい」と言及。ファンからも「スライダーすごいね今日」「軌道えぐ」と共感の声が相次いで寄せられた。
大谷は5月28日(日本時間29日)のアスレチックス戦で今季唯一の黒星を喫して以来、投手として12試合連続、約3カ月負けなしだ。課題とされていた立ち上がりも直近の試合では安定していたが、この日はオリオールズの1番・ムリンスに初球を狙い打たれ、先頭打者ホームランを被弾。さらに4番・サンタンダーにも14号ソロが飛び出し、大谷にとってはメジャー初となる1イニング2被弾となった。4回にも2ランを浴び4失点したが、粘りの投球で先発投手の役割を果たした。
そんな中、注目を集めたのはここ最近の好調を支えているスライダーの曲がり方だ。特に右打者相手に有効な同変化球を初回から多投した大谷だが、アウトコースに外れるボールが続くなど、曲がり幅が大きすぎるあまり思い通りに制球できていない印象も。ストライクゾーンを右から左へ横切るようなボールの動きに、ABEMAの実況を担当した上野智広アナは「卓球のボールを投げているみたいな曲がり方」と“ピンポン球”に例えて驚きの声を上げた。
これには視聴者からも「すごい曲がりだな」「スライダーエグすぎ」「球はよさそう」「スライダーすごいね今日」「軌道えぐ」と共感のコメントが続出。一方で「曲がりすぎて入らん」と懸念する声も寄せられたものの、2回以降はコントロールが落ち着き、スライダーで空振り三振を奪うと上野アナも「やっとエンジンがかかってきました」とすっかり安心した様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)