まさか大谷翔平で止まるとは…オリオールズ、泥沼の連敗「19」で止め8月2勝目 大谷は1人で3勝
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【米大リーグ】オリオールズ-エンゼルス(8月25日・日本時間26日 ボルティモア/オリオール・パーク)

【動画】反則レベルで曲がる大谷翔平のスライダー

 エンゼルス大谷翔平投手が「1番・投手」で先発出場、今季9勝目を目指したが、5回4失点で勝敗つかず、打者としては4打数無安打だった。今や世界中のメジャーリーグファンが注目する投打「二刀流」で、19連敗していたオリオールズであれば9勝目も間違いなしという試合前の雰囲気だったが、結果はまさかの連敗ストップ。これにはファンからも「ボーナスステージ落とした」「大谷おつかれ」という声が寄せられる一方、8月に入りやっと2勝目というオリオールズに対して「やっと勝った。よかった、よかった」「オリオールズ頑張った」と祝福のコメントも集まった。

 オリオールズは前日までの成績が38勝86敗、借金の数は実に「48」で、勝率も.306とあわや3割を切るかという大不振だった。両リーグ最低勝率で、19連敗という泥沼の中だったが、この日は初回から一味違うプレーを連発。好投手大谷から、1番のムリンスが初球を捉えて先頭打者弾。さらに4番のサンタンダーもソロ本塁打と、いきなり2点をリードした。エンゼルスに6-2とリードされた4回にも、スチュワートが追撃の2ラン。大谷は5回で降板することになり、オリオールズは残り4回で2点を追いかける展開となった。

 リリーフに不安を抱えるエンゼルスだけに、前日も大敗濃厚だったところから追い上げたオリオールズ打線が奮起。制球の乱れもつき、2つの押し出しを選ぶなど、8回には一挙5得点でついに試合をひっくり返した。9回、ウェルズが三者凡退に打ち取り、8月としては2勝目を挙げると、地元ファンからも優勝したかのような大歓声。中継していたABEMAの視聴者からも、祝福の声が相次いだ。なお、大谷は8月の4試合に登板し3勝。オリオールズのチーム勝利も多いことで、盛り上がるファンも見られていた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

大谷翔平 スライダーが曲がりすぎる!?
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エンゼルス vs オリオールズ 2021.8.26
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SPOZONE
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