【米大リーグ】エンゼルス10－２パドレス（8月28日・日本時間29日 アナハイム／エンゼル・スタジアム）
エンゼルスの大谷翔平投手が8月11日のブルージェイズ戦以来となる18試合ぶりの「２番・DH」で先発出場。2試合ぶりの1発に注目が集まったが、4打数0安打で大谷のバットから快音は聞かれなかった。チームは二桁得点で連敗を３でストップした。そんな試合の中で、満塁の好機に打席に立った大谷が凡退したことに落胆、絶望する少年ファンの全力リアクションが注目を集める場面があった。
この日は不穏な幕開けだった。1回の第1打席、空振り三振に倒れた大谷だったが、パドレス先発・ウェザースが投じたインハイの真っすぐが右手首を直撃。大谷が声を上げ、苦悶の表情を浮かべると死球かと思われたシーンに場内からは大ブーイングが起こり一時騒然となった。ベンチ内でアイシングなどを施して迎えた3回の第2打席は低めのボールに力なく合わせてショートフライ、第3打席は四球。その後、今季20盗塁を決め球団史上初となる金字塔をまた一つ打ち立てるなど見せ場を作った。
そして、満塁の場面で迎えた6回の第4打席、自身キャリア初となるグランドスラムでの42号を期待するスタジアムファンのボルテージは一気に最高潮に達したが、結果は残念ながら投ゴロ。歓声がため息に変わる中、現地映像が頭を抱え、声を上げながら絶叫して残念がる少年ファンの様子を映し出した。
すると試合を中継したABEMAのファンがこの少年ファンに注目。「がっかり感よw」「頭抱えちゃう」「少年の叫びっぷり」「全力で絶望少年」などの反響が、さらに絶叫直後に頬っぺたを膨らませる様子に「可愛い」などの声が続々寄せられた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
