【米大リーグ】エンゼルス8-7ヤンキース(8月30日・日本時間31日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場し、3試合ぶりの42号ソロを放つなど4打数1安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。また同試合では、4回にファウルチップが球審の肩に直撃するアクシデントが発生。このシーンで即座に球審を気遣ったエンゼルスのキャッチャー・スタッシの振る舞いに、ファンから「スタッシ優しい」「かっこいいな」と称賛の声が上がった。
4回のヤンキースの攻撃、メジャー屈指の長距離砲として知られる4番・スタントンが、カウント2-2から内角の90マイル(約144.8キロ)をフルスイング。バットをかすめたボールはほぼ真後ろへのファウルチップとなり、球威を保ったままキャッチャーミットをすり抜けて球審の左肩に直撃した。
片膝を突いて痛みに悶える球審の姿にスタジアムが騒然とする中、キャッチャーのスタッシはすぐさま振り向いて心配そうに声をかけた。一連のシーンを目にしたファンからは、「スタッシ優しい」「スタッシかっこいいな」「紳士スタッシ」「やさっシー」「これはイケメン」「惚れたわ」と称賛のコメントが殺到。幸いにして大事には至らず、審判団による確認を挟んでゲームは再開された。
常に球審の目の前でプレーし、ファウルチップが直撃する痛みをよく知るキャッチャーならではの気遣いで注目を集めたスタッシ。投手・大谷とバッテリーを組む機会も多い選手だけに、共感力の高さを活かした細やかなリードを見せてくれることに期待したいところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)