【米大リーグ】エンゼルス8-7ヤンキース(8月30日・日本時間31日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手がヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。3試合ぶりの42号ソロを放つなど、4打数1安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。同試合の5回、エンゼルスの4番手として登板した左腕のホセ・キハーダが投球時にマウンド上で転倒。ボールを投げることができず、無情にもボークを宣告されるという珍プレーが「かわいいw」「そんなことある?笑」とファンの笑いを誘った。
オープナーのメイヤーズが2回で降板し、その後はリリーフを次々に投入する“ブルペンデー”となったこの日のエンゼルス。4回に8番・メイフィールドの満塁弾などで逆転した直後の5回、5対2と3点リードの場面で、4番手のキハーダがマウンドに上がった。
メジャー3年目のキハーダは、がっちりとした体型から力のあるボールを投げ込むサウスポー。しかしそのド迫力ボディが仇となったか、1死一塁で迎えた9番・ベラスケスへの初球、踏み出した右足がマウンドに引っかかってバランスを崩し、ボールを握ったまま派手に転倒してしまう。投球動作を途中で止めたことでボークが宣告され、一塁ランナーは労せずして二塁へ進塁。幸いにして負傷などはなく、キハーダは少々恥ずかしそうにしながらもマウンド上で立ち位置や足の運びを再確認した。
突然の転倒に「大丈夫か?」「怪我するなよ」「キハーダどうした?」と心配していたファンも、負傷がないとわかると「かわいいw」「そんなことある?笑」「喝だ!喝!」「笑わせるなよw」「コーヒー吹いたわw」「草野球かw」と大笑い。体型も相まって「ゴロン」という擬音が聞こえてきそうなシュールな光景に、「少し痩せなきゃ」「体重重いから…」といった指摘も相次いでいた。
予想外の転倒とボークでペースが乱れてしまったのか、キハーダは2死からの連続被安打で1イニングを投げきれずに降板。エンゼルスはこの回の3失点で同点に追いつかれたものの、直後の攻撃で大谷に42号ソロが飛び出し、試合終盤まで続いた激しい競り合いを制して接戦をものにした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)