「2018年、3年前に高校3年生の時に公認会計士の試験に合格しました」
高校3年生(18歳)のときに合格率10%台の難関“公認会計士”に合格した星絵里香さん。高校の勉強や部活、さらにバイトをしながらの資格取得だったという。
「色んな事をやっていたので、とにかく時間を有効に使う、計画的に使うということを意識していました。1週間の目標をバーチカル表とかで立てて、その計画通りにいかないことも多かったんですけど、“なぜそれができなかったのか”というのを次週の計画を立てるときに生かしたりして、どんどん改善して無計画に時間を浪費しないようにしていました」(星絵里香さん・以下同)
その1日のスケジュールは、高校の授業や部活など、ずらすことができない予定から埋めていき、会計士試験の勉強はほぼ毎日行い、空いた部分を会計士試験の勉強やバイトに充てていたと話す。
「高校の始業が8時半からだったので、7時~8時まで(会計士試験の)予備校や高校の空いている教室など、どこかしらで会計士試験の勉強を1時間しました。あとは15時、16時過ぎまで授業を受けて、そこから18時~19時くらいまで3時間部活。そして、予備校に行ってすぐご飯を食べて、授業1コマ受けた後に苦手な範囲をしたり、復習をしたりしてました」
また、上智大学の公募推薦の面接は公認会計士の合格から2週間後にあったという。
「AO入試のような感じで『高校生の時どんなことを頑張りましたか』と聞かれて、こういうことを頑張ってましたと合格証書を出すと『え!?』とびっくりされたんです。わかりやすく頑張ったことになりますし。例えば、会計士試験は最後まで受からなくても、2回試験があって2次試験最後まで一発合格できなくても、途中で簿記一級をとっておくことができたり、税理士の簿財(簿記論・財務諸表論)などもとっておいたりできるので、そういうことをすれば資格欄にも書けるし、書けなくても『勉強していましたよ』と伝えることはできると思うので、1つの手段というか“新しい戦い方”の1つにはなると思います」
1つのことを頑張れば、大学入試でも“大きな武器”になるということを体現した星さん。夏休み明けでなかなかやる気が起きない時期をどう乗り切ればいいのかと悩む高校生に向けて“環境づくりが大切”だとアドバイスを送った。
「私だったら家だと勉強できないってわかっているから予備校に行ったり、もし閉まったらカフェに行ったりだとか。あとは、毎日スマホで勉強記録をとっていたので、予備校の先生と連絡先を交換して、それを送ることで心理的にだらけにくくなるというか。先生とじゃなくても友達とかに毎日これくらいやったとか、それこそ親でもいいと思う。親の前ではだらけにくいと思うので。自分がどうやったら集中できるかなというのを色々模索して、(高校)3年生だと受験本番直前だと思うんですけれども、2年生とか1年生とかだったら色々模索していろいろやってみるのがいいと思います」(『ABEMAヒルズ』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側