将棋の王座戦五番勝負の第1局が9月1日に行われ、永瀬拓矢王座(28)と木村一基九段(48)が現在対局中だ。角換わり腰掛け銀から始まった一局は、永瀬王座が早いペースの指し手からリードを奪い中盤、さらに終盤に向かっているが、木村九段も粘りを見せ、激しいねじり合いに。注目の夜戦を制して先勝するのはどちらか。
【中継】王座戦 五番勝負 第一局 永瀬拓矢王座 対 木村一基九段
永瀬王座は3連覇、木村九段は2019年度の王位以来2期目のタイトル獲得を狙うこのシリーズ。両者とも受けと粘りに定評がある棋士だが、第1局は開始早々から激しい展開になった。永瀬王座が研究と思われる手順から、早い指し手を繰り返し、昼食休憩までの約3時間で79手目まで進行。持ち時間では1時間リードを奪った。
午後に入ってからは一転、お互いの着手に時間をかけ、午後5時30分からの夕食休憩までに進んだのは92手目まで。4時間30分かけて進んだのは13手だけだった。形勢としては永瀬王座がリードを保っているものの、木村九段もまだまだ十分に戦える状況だ。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は永瀬王座。第2局以降は先後が交互に入れ替わり、最終第5局までもつれ込んだ場合は再度振り駒となる。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
永瀬拓矢王座 ホテル特製ビーフカレー(ポタージュ付き)、アイスコーヒー、ホットコーヒー 木村一基九段 ミックスサンドイッチ ハム・野菜(ポタージュ付き)、アイスコーヒー
【夕食休憩時の残り持ち時間】
永瀬拓矢王座 1時間14分(消費3時間46分) 木村一基九段 1時間8分(消費3時間52分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)