コロナ禍で変わりゆく将棋界の研究会 減る対面と増えるオンライン 新たな交流や便利さも 将棋 2021/09/04 11:00 拡大する 世界中で今なお猛威をふるう新型コロナウイルス。様々な行動、活動が制限される中、対人競技である将棋においても、いろいろと不便なことが起きている。対局時であれば、可能な限りマスクを着用。ファンを集めての大盤解説会といったリアルイベントも、その多くが開催を見送られている。この状況で、棋士・女流棋士に影響が出ているものの一つが研究会だ。公式戦に向けてどうすれば勝てるか、新手はないかと集まった面々で検討するものだが、対面で行うことが難しくなった。ただ、タイトル経験もある実力者・高見泰地七段(28)は「この状況で得たものと失ったもの、両方ある」と、決して悪いことばかりではないという。 続きを読む