“心筋炎リスク” ワクチンでも起こる? 新型コロナとの関係は? 医師が解説 ABEMAヒルズ 2021/09/08 16:40 拡大する 米疾病対策センター(CDC)は、医療施設における診療データを基に新型コロナウイルスと心筋炎の関係を調べた研究結果を発表した。CDCによると、2020年3月から2021年1月に新型コロナ陽性と診断された患者の心筋炎発症リスクは非コロナ患者と比べて15.7倍で、さらに16歳未満および高齢者ではそのリスクが高まったという。【映像】「心筋炎」主な症状(冒頭~) そもそも心筋炎とは、どのような病気なのだろうか。 NTT東日本関東病院で働く医師のニコラス・レニック氏は「簡単にいうと、心臓は筋肉でできているのですが、その心臓の筋肉が炎症を起こすことを心筋炎といいます。なぜこの病気が起きるのかというと、原因は免疫系です。身体の中にはいろいろな細胞や抗体があって、それらが身体に入ってきたウイルスなどの“敵”と戦う仕組みになっています」と説明する。 続きを読む