高見泰地七段、紙一重の見切り 郷田真隆九段との熱戦で“ワールド”全開の勝利/将棋・ABEMAトーナメント
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 プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント準決勝第2試合、チーム藤井とチーム菅井の対戦が9月11日に生放送され、第3局でチーム藤井・高見泰地七段(28)がチーム菅井・郷田真隆九段(50)に136手で勝利した。たたき合いの最終盤では、紙一重のところで絶妙な見切り。白熱の一局を制して、チームもスコアを2-1と白星が先行した。

【中継】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム藤井VSチーム菅井

 「妖術」と呼ばれる怪しい指し回しが特徴の高見七段だったが、この一局で見せたのは、ぎりぎりのところでの見切りだった。序盤から押され気味の内容で中盤、さらには終盤にもつれ込んだが、ここで郷田九段の攻めを受けずにふっとかわすような絶妙手。「終始押され気味か、一刀両断されないように思っていました。最後はちょっと応対とか間違えたら詰まされてしまうので、トップ棋士の追い込みが怖かったです」と冷や汗をかいたが、最後は「詰みはないと信じました」というように、時間がない中でも落ち着いた指し回しで、激しい将棋を逃げ切った。

 解説を務めた藤森哲也五段(34)も「終盤戦の叩き合いになってから、高見ワールドが全開でした」という一局。藤井聡太王位・棋聖(19)、伊藤匠四段(18)という2人の10代を引っ張る“お兄ちゃん”が、まだまだ背中で引っ張っていく

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメントチーム藤井VSチーム菅井
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