日本代表の森保一監督が5月17日、オンラインで取材に応じ、代表活動が所属クラブに与える影響について言及した。

 11月に開幕を迎えるカタール・ワールドカップへ参戦する日本代表。6月の国際Aマッチウィークには、強化マッチ4試合を行ない、2日にパラグアイ、6日にブラジル、10日にガーナ、14日にチリまたはチュニジアと、いずれもホームで対戦する。

 今回の6月シリーズに招集する欧州組に対し、指揮官は、「ヨーロッパで戦っている選手たちは、時差があり長距離移動があるなか招集に応じてくれている」と敬意を示しつつ、以下のように続けた。
 
「代表から所属チームに戻ったときに、まず1戦目ではメンバーから外されてしまうということも選手に起こっている現状。でも、選手と話していても、そんなことは初めから分かっていて、それも含めて、自分の価値を示して乗り越えていかないといけないと話してくれている。代表選手の覚悟を知ってほしいと思っています」

 また、選手たちも大きな覚悟を持って臨むFIFAランキング1位のブラジル代表との対戦については、「相手もワールドカップ本番をにらんでチーム作りをしている。我々も、そのときのベストメンバーで、ホームでブラジルに勝てるよう準備をしていきたい」と勝利にこだわる姿勢を強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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