プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正のスポルティング移籍が、暗礁に乗り上げる可能性もある模様だ。16日に、ポルトガルメディア『RTP Desporte』が報じている。
2021年1月に川崎フロンターレからサンタ・クララへと完全移籍した守田は、すぐさまチームの中心選手に成長。今シーズンはここまで公式戦38試合に出場して、2ゴール1アシストを記録している。この活躍が同じリーグで戦うスポルティングの目に留まり、守田はポルトガルを代表する名門クラブへの移籍が噂されるようになった。
だが『RTP Desporte』は、守田のスポルティング移籍が簡単に決まらない可能性を指摘している。同メディアは「サンタ・クララ側の移籍に関する手続きに遅れが生じており、スポルティング側が手続き完了を長い間待つことはないだろう」と分析。「手続きの遅れが改善されない限り、スポルティングが守田に替わる選手へと狙いを変えることもあり得る」としている。
なお、スポルティングへの移籍に関しては、守田がポルトガル紙『A Bola』に対して移籍願望を口にして、後にサンタ・クララが懲戒処分を科したという経緯がある。